大平富義のブログ - 株式会社リモデルハウス

受験シーズンの大雪と母親

投稿日:2017年2月12日 | カテゴリー:りふぉーむやの思い

この時期の大雪の報道を見聞きすると50年前のことをいつも思い出します。

卒業した母校の入学試験が行われる当日、雪は降っても道路まで積もらない地域だった

のですが、当日は20㎝近くの積雪で、日頃は自転車で15分もあれば駅に着くのですが、

雪のため自転車は使えず、仕方なしに4㎞の道を歩いていくことになりました。

その時母親が「送っていったるわ」と駅まで一緒に歩いていき、始発に乗ることができ

ました。幼稚園や小学校まで2.5㎞の道のりがあったのですが、母親に送ってもらったの

はこれが初めてでした。よほど試験が気になっていたのでしょう。母親は、戦時中女学校

へ進学し、学徒動員で愛知県の軍需工場で飛行機の部品を造っていてそうで、あまり勉強

ができなかった言っていました。そして戦後農家に嫁いだので勉強する機会が無くなって

しまったと機会あるごとに話してくれました。そのようなことがあったので、私にはぜひ

とも高等教育を受けさせたかったのだと思います。受験のほうは、試験問題を見たときに、

比較的得意な分野の出題だったので自信をもって問題に向かうことができました。おかげ

さまで無事合格し、大学生になることができました。お祖母さん子だった私を支えてくれ

た亡き祖母、亡き父親、そして母に感謝、感謝です。

先日89歳の母親が「教育勅語」をまだ暗記していることを知りました。戦後生まれの私も

「教育勅語」の言葉が知っていても中身まで知りません。知っているのは「朕思うに・・・

」だけです。母の言葉を借りれば「いつも朝礼でみんなの前で朗読していた」らしい。

白髪頭の私も、母親から見れば、いつまでたっても心配な子供のようです。